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8小間ブースのデザイン in 東京モーターサイクルショー

今日はちょっと大きめのブース(8小間ブース)のデザイン設計について少しお話します。
添付の写真は弊社でデザイン設計・施工した東京モーターサイクルショー山城様のブースです。幅12m、奥行6m、高さ4.5mのブースで、これくらいの大きさになると、まずはちょっと遠目に見た時を想像し、ダイナミックでインパクトのある形を考えるところから始めます。そうして全体の造形やイメージを大よそ作ったところで、細かい条件を一つひとつクリアしていくといった感じでデザイン設計作業を進めます。
当然のことながら、展示商品の種類やコーナー分け、そしてその優先順位、見せ方等々、事前に展示要素の整理をした上での話ですが。
今回の出展社様はバイク用品の総合商社であるため、数多くのメーカー製品を取り扱っていることのアピールと、それとは別に今回共同出展されている幾つかのメーカー様のコーナーをしっかり分かるようにする事、そしてその全てを取りまとめているのが出展社の山城様であるということをイメージさせるブースデザインが求められました。それを具現化したのが写真のブースです。
長くなってしまうので、これくらいにしておきますが、上記の要素が反映していると感じていただけたら嬉しいです。

初めての展示会出展/展示会出展支援

弊社では初めて展示会に出展される企業様のために、様々なご相談にお答えするとともに、的確なアドバイスをさせていただいております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
初めてご出展される場合、何からどう準備を始めればよいのか、どんな準備が必要なのか、どれくらい前からやればいいのか、費用はいくらかかるのか等々、分からないことだらけだと思います。
私どもはそんな初出展の企業様が安心して準備を進められるようサポートいたします。
また、初めてご出展の場合、ブース装飾にかけられる費用も限られるかと思います。同じことをするにもどうすれば一番安く手配ができるかなど、様々な情報から精査しご案内いたします。
初めてのご出展は弊社にお任せください。

目立つ社名ロゴサインその2=抜き文字アンドン

前回お話ししたアンドンサインにはもう一つ「抜き文字アンドン」という手法があります。これはベニヤ板を文字の形で切り抜いて、裏に乳半アクリル、その後ろに蛍光灯を仕込んで、文字だけを光らせる方法です。文字のみがくっきりと光るためとても綺麗で目立ちます。加工に手間がかかる分、通常のアンドンサインより費用が掛かります。センス良くポイントでうまく使いましょう。

目立つ社名ロゴサインその1=アンドン(行灯)/目立つブース

今日はアンドンサインについてお話しします。展示会ブースデザインにおいて社名や社名ロゴを目立たせる為の1番基本的な手法です。
箱状の造作に蛍光灯を仕込み、カッティングシート文字(ロゴ)を貼った乳半アクリル板を取付けたもの。
白く光ったベースに色の着いた文字も明るく光り、とても目立ちます。大きなアンドンサインはブースを目立たせ大変効果的です。
それなりの費用はかかりますが1ヶ所は設置したいところです。

展示会装飾:目的達成の仕掛け

展示会のブースをデザインする上で一番重要な事は、幾つかある出展の目的に優先順位をつけて整理する事。
それによって、どんなブース(デザイン)でどのように何をアピールすれば良いかが見えてきます。

そこで目的を達成するためのデザインとは何か。
例えば一番優先する目的を、新商品の大々的なアピールとした場合、当然新商品を一番目立つところに広いスペースをとって展示し、デモが出来る物ならデモを 見せ、ブースのキャッチコピーものその新商品の名前や機能を表したモノとし、それを目立たせるようなデザインとなるでしょう。
 また社名、商品名の認知度を上げたい場合、今度は一番目立つところ、そしてブースのあちらこちらに社名、商品名を電飾など目立つサインで表示していきます。
或はイメージアップを一番の目的とするのであれば、ブースの色使いや雰囲気を、狙ったイメージに仕上げていく等を優先したデザインがなされる訳です。
来場者のデータ(名刺)を集めたい、見込み客の囲い込みが目的であれば、魅力的なノベルティーと引き換えにアンケートを実施し名刺を集めるようなコーナーを優先に配置します。
その場での商談を重要視するのであれば商談席を広めに取って飲み物ほか『おもてなし』を充実させる必要があるでしょう。

このように目的を明確にする事でブースのデザイン(レイアウト、サイン、カラーリング、演出、運営等々) が決ってくる訳です。
展示会のブースデザインとは、しっかりとしたコンセプトに基づき戦略的に創られていくべきものなのです。

展示会出展にあたり最も重要な事

まずは出展の目的を明確にして具体的な目標を立てる事が大切です。
ほとんどの企業様の最終目的は売り上げ、利益の向上でしょう。必要なのは、そのためにこの展示会で何をするかという事です。企業様によってその目的も様々です。
例えば、社名、商品名の知名度アップ、新商品のプロモーション、企業イメージアップ、ブランディングの形成、見込み客のデータ収集(名刺)、展示会場での商談、等々。
当然目的は1つではありません。重要なのは幾つかの目的に優先順位を付け、考えをしっかり整理しておく事。そうする事により、どんなブース(デザイン、レイアウト)で、何を、どのようにアピールすれば良いかが見えてくるのです。

そしてそのような与件を充分理解した上でプランを提案しマネジメントしてくれる制作会社を見つける事が大事です。
エムズ・コミニカはそんなご要望にしっかりとお応えできる制作会社です。弊社へのお問い合わせはこちらから

展示会装飾:準備するもの

ここでは展示会に初めて出展する方を対象に、ブースに何が必要か、準備すべきモノは何かを簡単にご説明します。

基本構成

1. 商品展示:展示台、展示ケースなど(新規に製作したり、レンタルします)

2. 説明パネル:商品を説明するA1サイズ程度のパネル

3. 社名サイン:切り文字、内照式の電飾サイン、チャンネル文字等

img02.jpg4. 受付/インフォメーション:カウンターを置き、背面には社名を表示するのが一般的

5. ストックスペース:カタログや空き箱、スタッフの荷物、上着等を置いておくスペース又は小部屋

6. 照明、電源コンセント

7. 床仕上げ:通常はパンチカーペットを敷きます

8. 備品リース:カタログスタンド、貴名受、イス、植栽、等々必要な物をリースします。

オプション(必要に応じて準備)

1. プレゼンテーション又はデモンストレーションを行うコーナー:プロモーション映像放映やパワーポイントによる商品説明などを行うコーナー。 ステージ(床上げ:15~60cmほど高く)にするとより効果的。

2. 映像音響機材(プレゼンテーションを行う場合)
プレゼンテーションを行うための37~60インチ程度のモニターとマイク、アンプ、スピーカー等々が必要となります。

img04[1].jpg 3. ナレーター:プレゼンテーションをプロのナレーターに依頼する場合

4. コンパニオン:受付、アンケート回収、チラシ配布等をコンパニオンに依頼する場合。

展示会装飾:プレゼンテーション

40インチ以上の薄型モニターで、映像やパワーポイントを映し、客席を設ける等してより多くの方に商品説明を行う方法。
スペースに余裕があればステージを作り、その上でナレーターが説明するのが効果的です。PA(マイク、アンプ、スピーカー)が必要です。

展示会装飾:商品ディスプレイ

商品をいかに魅力的に、格好良く、綺麗に見せるか。そして何よりも分かり易く見せるかがディスプレイの基本です。商品の置き方や見せる角度、照明の当て方等々、どのように展示すればお客様の目を止めさせる事ができ、その商品の魅力や機能を充分に分かってもらえるか。それをお客様目線で考える事が一番大事です。

また展示するだけですべてを伝えるのは難しい事。商品の魅力や機能を伝えるための説明が必要です。説明パネルやプロモーション映像、ナレーターによるプレゼンテーション、デモンストレーションなどの方法があります。


  

説明パネル/説明用ディスプレイ(液晶又はプラズマディスプレイ)

 

 img01[1].jpgA1サイズ程度で、商品を説明するためのパネルです。
最近は内照式の薄型パネルも良く使われています。
40インチ程度のモニターで説明用の映像を流したりする事もあります。

展示会装飾:デモンストレーション

img04[2].jpg商品が動かして見せられるような物ならば、是非お客様の目の前でデモンストレーションして見せるべきでしょう。この場合プロの女性ナレーターが説明するのも良いですが、商品を一番良く理解している社員の方が自ら行い、その場で質問を受け付ける等、双方向でやるのも大変説得力があって良いでしょう。