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2020年09月04日

『コロナ禍における展示会の現状視察』東京ビッグサイト西・南館

 コロナの影響でこの半年ほど開催されていなかった展示会ですが、9月に入りようやく再開されたので、9月2日から4日に東京ビッグサイトで開催された『ライフスタイルWeek』を見てきました。
 
来場者の数は通常に比べて3から4割と言ったところでしょうか。(あくまで印象です)それでも各ブースには常に2〜5組程度の来場者はいてそれなりに活気があり、決して閑古鳥が鳴くような状況ではありませんでした。これなら出展した成果は出せるのではないかと思いました。また出展を取り止めたブースもありましたが思ったほど多くはありませんでした。出展を取り止めたブースには社名サインと取り止めた経緯の説明パネルが置いてあり、ブースによってはカタログを置いたり、丸テーブルと椅子を置いて来場者が休憩できるようにしているブースもありました。また壁面全体に大きくグラフィックを出力し、カタログと貴名受を置いて、出展者のいない無人ブースとしているところもありました。出展を取り止めて何もしないのではなく、このように色々工夫をして少しでも効果が出るようにする事が大事だと思います。
 
コロナ対策としては、入り口で体温測定と手指の消毒、マスクの着用(持ってない人には配布)を徹底し、禁止事項として「大声」「飲酒」「密接」の大きなパネルを設置、会場のシャッターを少し開けて会場内は常時換気をしています。換気をしても十分冷房は効いていました。所々に手指の消毒液も置いてあります。来場者数をコントロールして会場内に密な状態を作らなければこのようなカタチで十分展示会は開催できるよう思いました。
今後もコロナの感染者が急激に増えることがないよう心から祈りたいと思います。